起きているとろくなことを考えないので寝てばかりいるのだが、なぜか目が覚めてしまう。 目が覚めてもなにもする気が起きないので横になって今までのことをいろいろ考えてしまう。悪循環。
まったく食欲がないので絶食4日目。ルボックスもアップジョンも全部飲んでしまった。あとは胃腸薬や 頭痛薬くらいしか残ってない。薬をあてにするのはだめだ。
飛び降りは例の事件もあるし控訴されるのは論外だ。どこか遠くの山へいって手錠で拘束してしまって 身動きが取れなくなればそのうち餓死、というのもある。ポピュラーなところで富士の樹海かな? しかし彼女に治療費として給料を全額渡してしまったのででかけることもできない。無気力に部屋で 緩慢な死を迎えることにしようか?
緩慢な死、という言葉で思い出すのは酒だ。酩酊してなんともいえない心地でいつのまにか眠っている。 あれほど幸せなことはない。生と死との狭間を自分で把握できないというのは甘美である。
彼女と長時間話し合った。昨日よりは生きる意思が出てきた。病気のことを理解してくれない親なら、 こちらから縁を切って完全に独立することにした。もう少しふんばってみようと思う。 自分のことを理解してくれる人がいる限り。
心配かけちゃった人、ごめん。
ノートの電源ケーブルが完全に断線したみたい。金がないのでもうダメって感じ。あうう。
つきあいはじめて話をするようになって、だんだんとお互いのことがわかってくるようになった。 いい面も悪い面も見えてくる。疑心暗鬼というものも芽生えてくる。つきあうようになってからも 昔の恋人と煩雑に会っている、ということ。「ただの友達に戻ったのだから」といわれても恋人で あったという事実は消えない。「普通の友達と会うようにしているだけだ」と説明されても厳然と残る 過去。そんな彼女に対し、割り切らなきゃいけないと考えるが抜けない棘のようにいつまでも 引っかかり続ける、嫉妬心は強いが自信が持てない自分。納得できない自分。お互い頑固な性格なので 絶対にゆずらない。その後も何度もこのことで喧嘩をするが結局折れてしまう自分。彼女の魅力から 離れられない自分。ずっと一緒にいたいのだから「そのくらいのささいなこと」は許容しなければ。 でも…。そのイライラが彼女を心配させ、苦しめる。
借金のことを話したときに最終的には彼女は許してくれた(のだと思う)。あまつさえ金策にまで走って くれようとした、懐の広い、やさしい彼女。そんな彼女に行き場のないイライラをぶつけてしまった。 取り返しのつかないことをしてしまった自分が許せない。
「責任を取って死ねば」といわれた。物事を決めることが苦痛なので、死んだほうがいいんだろうか。 薬を飲んでもじゅうぶんな睡眠が摂れない。期限が迫ってくる。どうすればいいんだろう。
いろいろうつのページを見てみる。「本人が治そうという気持ちを持つ」ことが大事、と。持ってるよ! そんなことはよくわかってる。わかってるけどできない。なぜか。それは収入がないから。収入が なくなったから働かなければならない。その仕事も長続きしない。仕事できる状態でもない。悪循環。
「なにをしてほしいかいわれなければわからない」といわれても、どうすればいいのかわからない。 なにをしてほしいのか、なにが今必要なのかも自分でわからないのに、どうして人に伝えることが できるだろうか。「入院したら」という声もある。でも、入院するにもやっぱり金はかかるんだ。
この優柔不断さが、いろいろ大事なものを失うことになっている。本当に、どうすればいいんだろう。
またしても友たちに救われる。友よ、ありがとう。
……
自分で責めるようなことを書いておいてなんだけど。責められるのは彼女を悪役にしてしまったヲレで あって、悪役になることを進んで受け入れてくれた彼女じゃない。だから、彼女を責めないでほしい。 弱かったヲレは誰かのせいにしたかったんだ。
うまくいえないなあ。うまく伝わるかなあ。けど「言葉じゃ伝わらないけど思ってるだけじゃ 伝わらない」し。
あんなに傷つけてしまったあなたも、あなたの気持ちもおいてきぼりにできない。してしまったことを キレイさっぱり消してしまって、ナニゴトもなかったかのように振舞うことなんてヲレにはできない。 責任を取る。寛解してみせる。がんばらなくてもいい、ってあなたはいうけど。 こればっかりは自分のココロの持ちようだもん。寛解する。許してくれた、あなたのために。 そして、自分のために。
理解しようとはしているけど素直に病気のことを納得してくれない親の下ではキツいかもしれないけど、 今よりは精神的に楽になるだろうから実家に帰って寛解するまでじっくりと治療することに決めた。 ずいぶん時間かかったけど。ビョーキとうまくつきあっていけるようにコントロールできるように なりたい。
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