しゃある通信

#30-02 @
【ネズミ】動物のお医者さん8【ネズミ】 http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/tvd/1051192965/674 より

「うー、近道、近道」
今、近道を求めて、大学の構内を全力疾走している僕は
高校に通うごく一般的な男の子。
強いて違うところをあげるとすれば、
凶暴なニワトリを飼っているってところかナ−
名前は西根公輝。
ふと見ると、白衣を来た怪しい男が立っていた。ウホッ!いい教授…
そう思っていると、突然その男は目つきの悪い子犬を差し出したのだ…
「飼わないか」
そういえばこの大学は、深夜の解剖や
得体の知れない動物の死体を引きずっている学生がいることで有名なところだった。
しかし、ジイさんらしい落ち着きの僕は、
誘われるままホイホイと獣医学部に進学してしまったのだ
彼−−ちょっとアフリカテイストの衣装で漆原と名乗った。
適当に診断をこなしているらしく、治療を受けるなり
僕の仔犬はバリバリ毛を刈られてしまった。
「よかったのか 病院講座を選んで
私は菓子折りさえもらえば、学生を勝手に就職させる教授なんだぞ」
「いいんです…僕…博士課程に進みますから…」
「それじゃあ とことんこき使ってやるからな」
言葉どおりに彼は学生と他の教授にすべてを尻拭いさせる男だった。
僕はというと、増えつづけるスナネズミの波に頭を悩ませていた。
ドラマ化するとこういう特典があるのか…(苦笑)



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© 2003 Kazuya 'Sharl' Masuda
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