しゃある通信

#20-01 復職に配慮してもらっても

asahi.com:うつ病の診断書、「表現弱める」医師9割 復職に配慮 - 暮らし
http://www.asahi.com/life/update/0518/003.html
確かに配慮していただいて、診断書には弱めと思われる表現になっているけど、 雇用側は「健康な精神、健康な肉体」であることを望んでいる。 どうにかして食いつないでいかなければならない患者側は、そのことをよくわかっているだけに かなり無理をして復職し、さらにストレスを抱えて仕事をしなければならない。 これによりさらにうつ状態が加速する、という悪循環さえある。 中小企業にカウンセラーや嘱託医を置く余裕がない現状では、この問題を解決するのは難しい。

精神病患者の復職にまつわる問題は根が深いので、雇用機会を増やしたいと考えるのであれば、 いきなりデスマーチに放り込む、という愚行をしない人員配置を雇用側に望む。

復職とはいわずとも、生きていくための就労先の斡旋を国がしてくれれば死ぬ人間は減ると思う。

現状では、死ぬしかない。

生活保護もあるけど、虚偽申告で不正受給している人間が多すぎだ。



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© 2005 Kazuya 'Sharl' Masuda
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